咲とは、あたしにとっては初めての大恋愛。
そりゃ今まで、幼稚園の頃や小学校の頃、中学生になってからも好きな人は出来たことあったけど、中学の部活に入って、初めて咲を見た時、
なんでだろう…
直感でこの人を好きになると思った。
周りの友達は男バス(男子バスケット)の先輩達にキャーキャー言ってたけど、あたしは違った。
クラスは違ったし、なんせ8クラスもある中で、咲を見たこともなかった。
そんな中、1年のくせに、人一倍背が高くて、小学校の頃からバスケをしてた咲は、プレーがズバ抜けてた。
生まれて初めて誰かにこんなに見とれたこともなかったし、かっこいいと惚れ惚れしてしまった瞬間だった。
咲の瞳にはいつもバスケットボールとゴールしか映ってなくて、咲の心にはいつもバスケしかないこともよく分かってた。
でも、そんな咲を好きになるのに時間なんて必要なくて……
それでも咲の瞳に少しでも映りたくて、心の中に少しでも入り込みたくて
『バスケしている工藤くんが好き、だからあたしもバスケ頑張る!!』なんて気が付いたら言ってた1年前、ちょうど夏前の出来事。
そりゃ今まで、幼稚園の頃や小学校の頃、中学生になってからも好きな人は出来たことあったけど、中学の部活に入って、初めて咲を見た時、
なんでだろう…
直感でこの人を好きになると思った。
周りの友達は男バス(男子バスケット)の先輩達にキャーキャー言ってたけど、あたしは違った。
クラスは違ったし、なんせ8クラスもある中で、咲を見たこともなかった。
そんな中、1年のくせに、人一倍背が高くて、小学校の頃からバスケをしてた咲は、プレーがズバ抜けてた。
生まれて初めて誰かにこんなに見とれたこともなかったし、かっこいいと惚れ惚れしてしまった瞬間だった。
咲の瞳にはいつもバスケットボールとゴールしか映ってなくて、咲の心にはいつもバスケしかないこともよく分かってた。
でも、そんな咲を好きになるのに時間なんて必要なくて……
それでも咲の瞳に少しでも映りたくて、心の中に少しでも入り込みたくて
『バスケしている工藤くんが好き、だからあたしもバスケ頑張る!!』なんて気が付いたら言ってた1年前、ちょうど夏前の出来事。



