キケンなお留守番~オオカミ幼なじみにご用心!~




俺は蓮に振り替えると、冷ややかに見つめた。



「そうだな。
おまえの言う通り、俺はへなちょこだったな。
いつもおまえにバカにされてた」


「…別に、バカになんかしてなかったよ?
そりゃ、きついこと言ったりしたかもしれないけど…。
今だから言うけどね、蒼のこと、本当に心の底から大切に…家族のように思ってたんだよ?」





家族、ね…。