「お。梅干しか。 やっぱおにぎりはこれだよなぁ」 「なにじじくさいこと言ってんのよっ。 ほら、米粒ついてる」 「ああ」 蒼は口端についた米粒を親指で拭ってペロリと舐めると、横目でニッと笑った。 「てか、やっぱ美味いな。 蓮が作ったもんは」 ドキ… 不覚にも、 胸が鳴ってしまった。 噂の『流し目』を、もろに食らってしまったから…。 これが『一瞬で女の子を落とす』っていうやつか… すごい破壊力…。