「…もしかして…見たい番組とかあった?」 「は?」 「見たい番組の時間が、私の見たいのとかぶってたかな、って」 「別になかったけど。 なんでんなこと聞くんだよ?」 「…だって…先にお風呂入りたいって言ってたから…」 蒼はごくっと麦茶を飲み干すと、濡れた前髪の間から横目で私を見てきた。