「あ、そういえばさ。もしかして、この間藍川さんのこと探しに…誰か来た?」
突然そう言われ、何のことかと首をかしげた。
そんなことあったかな…
考えてはみるものの、最近が濃すぎて全く思い出せなかった。
すると、私の悩む顔を見た立花くん。
「ごめんごめん、何もなかったならいいんだ!なんかこの前、先輩たちが変なこと言っててさ。ちょっと心配になったっていうか…。」
そう慌てたように言った。
「変なことって、どんなこと??」
気になって聞いてみると、その説明で、だんだんとよみがえってきた記憶。
「いや、大したことじゃないんだけどさ…。なんか、高校の前まで行って藍川さんのこと見つけたって言うんだけど、すぐ俺の女だって言う男が現れたから、違ったのかなとかなんとか訳のわからないことを…。」
