下駄箱に悪口だらけの紙をいれたり、机いっぱいに落書きをしたり…
陰でコソコソしたやり方、らしくない。
矢崎さんのことをなにも知らない私が言うのもなんだけど、そんな気がした。
「もし犯人が矢崎さんだったとしたら、あんなコソコソしたやり方しないと思うの。もっと直接くると思う!」
「わかる!」
私の考えに、納得したように頷く沙耶。
しかしその横では、三浦が何か考えている様子。
険しい顔…
「でも、本当最低!あんなのひなたのせいじゃないのに。ねっ、三浦!」
「え?…ああ、だよな。」
どうしたんだろう。
沙耶に話しかけられ、我に返ったように元に戻る三浦。
しかし、いつもと様子が違うのは明らかだった。
