「私も、好きなの、空。」
そう言うと、沢田くんはそらしていた目をじっと私に向けた。
「ひなたって、太陽が照らしてくれるところでしょ?空に通じるもの、私も感じてた。」
こんなに同じ気持ちになれる人がいたなんて、思ってもみなかった。
今、初めてこんなことを口に出して言ったけど、小さい頃から大好きだった。
空から照らされる太陽の光は、ポカポカとひなたを作る。
だから、私を作ってくれる空が大好きだった。
「ふーん。じゃあ、俺がお前を作ってんだ。」
「え?」
「晴れないと、ひなたはできないだろ?」
じっと見つめられたまま、もう目が離せなかった。
キザなセリフすぎて、こっちまで恥ずかしくなってくるのは間違いないけど。
でも、そんな彼をもっと知りたいと思った。
ドキドキが止まらなかった。
