体育祭を無事に終え、私たちのクラスは惜しくも2位という結果だった。
こうして一大イベントをひとつ終え、また元の生活にもどる。
…はずだった。
--バラバラバラッ
体育祭から休みを経て月曜日。
いつものように、下駄箱から上履きを出そうとした瞬間、紙の山が溢れ出てきた。
「は!?なんだよ、これ!」
ちょうど隣にいた三浦は、床に落ちた紙を拾い上げると、驚いたようにそう言った。
私も、落ちきれずに残った紙を手に取り、思わず絶句した。
--死ね
--調子のんなブスが
--沢田 晴人に近づくな
そんな暴言の数々。
初めてのことに動揺を隠せなかった。
「んだよ、今時アナログな嫌がらせだな。こんなのすぐ捨てちまえ。」
そう言って、三浦は呆れたように落ちた紙を集め出した。
