太陽が照りつけ、青空が広がる。
6月19日。
今日は、よく晴れた体育祭日和。
「んーーー、綺麗な空。」
教室から外を眺めながら、腕を思いっきり伸ばした。
「ひなた、行くよー。」
「あ、待ってよ!」
私は沙耶の背中を追いかけて、みんなの集まる校庭へと向かった。
--体育委員のみなさんは、至急テント前に集合してください。
ざわつく校庭にそんなアナウンスが流れたのは、私たちが下駄箱を出てすぐのこと。
「めんどくさいのきたー。ごめん、ちょっと行ってくる。」
沙耶は横でだるそうにそう言うと、小走りで集合場所へと行ってしまった。
そういえば委員決めのくじ引きで、沙耶は体育委員にされてたんだった。
