「沢田くんとはどうゆう関係?」
ギロッと睨まれた私は、何も言えずにただ立ち尽くした。
どんな関係と言われても、なにもないから答えようがない…
でもここで否定したって、昨日のことを説明できるかと言ったらできない。
「さっさと言いなさいよっ!」
私は一人でぐるぐると思考を凝らしていると、そう荒げられた声が私の耳に突き刺さる。
こんな場所に誰かが通るわけもなく、助けてくれる人なんていない。
どうしよう。
そう思っていた時だった。
「ねえ、なにしてるの?」
そう聞こえた声は、私のものでもなく彼女たちでもない。
一瞬の間があくと、みんなは一斉に振り返った。
私も彼女たちの隙間から、その姿を覗く。
そして、一人が声をもらした。
「矢崎…里沙子…。」
