ひなたぼっこ

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次の日、噂というのは早いもので。

学校に着いた途端、みんなから注目の的になっていた。


「なに、お前有名人なの?」

あまりにも私を見る目が多すぎて、ちょうど門の前で会った三浦に尋ねられた。

私はなんとも答えられず、ただ笑うことしかできなかった。



「藍川さん、ちょっといい?」

クラスメイトの女の子たちに呼び出されたのは、その日の昼のことだった。

ちょうど沙耶も三浦もいないところをぬって、声をかけてきたのは明確だ。


私が連れてこられたのは、ほとんど人もこないような体育館倉庫の前。

「なんで呼ばれたかわかってるよね。」

派手な女の子たちに囲まれて、私は壁にぴったりと背をつけた。