「どうしよう、矢崎さん沢田くんに話したりしないかな!?変に一部分だけ聞こえてて、私が勘違いしてるみたいに思われてたら…」
私はいろんな悪い状況を想定して、パニックに陥った。
「ちょ、落ち着いてっ。里沙子そんな悪いやつじゃないから大丈夫だって!」
沙耶がそうは言ってくれたものの、不安すぎて落ち着かなかった。
あの沢田 晴人との現場を見られただけでも明日から何があるか不安なのに、本人にまで変なこと言われたら…
そう思うと、思わずため息がでた。
沙耶はごめんと言いながらも、すぐに練習へと戻ってしまい、私はとぼとぼと一人で帰ることになった。
「はぁ、どうしよう。」
あの時、立花くんが助けてくれてたらなんの問題もなかったのに…
立花くんのばか。
