最初のデートから3週間ほど経ったある日。
一通のメールが届いた。
-----------
今から会えるかな。
-----------
鈍感だと言われる私も、ただのお誘いじゃないことくらいわかる。
絵文字も顔文字もいつもならあるのに、今日はただ内容を伝えるだけの真剣な文。
自分のことを知ってから、言いたかったと言われたあの日。
もう一度言われることはわかっていた。
だけど今度こそちゃんと答えなきゃいけない。
私は、いいよ。とだけ返して、指定された場所に向かった。
場所は、わざわざ私の駅の近くの公園にしてくれた。
いきなりでも行けるように。
そんな立花くんの優しさを感じる。
夕方、私が行った時にはちょうど夕焼けが綺麗に空を彩っていた。
「ごめん、急に呼び出して。」
先についていた立花くんは、私を見つけるとすぐにベンチから立ち上がった。
