それから私たちはいろんな話をした。
お互いの高校の話とか、立花くんの入っているサッカー部の話とか、小さい頃どんな子だったとか、結構話ははずんだ。
多分2時間くらいは話してて、そろそろ出ようと外へ出た。
近くのお店をぶらぶらしながら、ショーウィンドウから見えるアクセサリーなんかを眺めて、「これ可愛い!」なんて話してた。
時間が、午後7時を回った頃。
辺りは薄暗くなってきて、私の最寄り駅まで送ってくれた。
「ほんとに一人で平気?」
改札前で心配そうに立ち止まる立花くん。
本当は家の近くまで送ってくれようとしてたけど、降りるとお金もかかっちゃうし、申し訳ないから断った。
「うん、すぐそこだから。今日はありがとう。とっても楽しかった!」
「こっちこそ!ありがとう。」
そうして私は立花くんに手を振ると、改札を通ろうとした。
