田坂って友達としてはいいヤツだけど、めちゃくちゃ女好き…。
「あれ、水着になんかついてる。取ってあげよっか!」
「え??」
藍川の首のあたりに手をかけようとした田坂。
俺は思わず体が動いて…
「よし、早く海入ろーぜー!」
二人の間に割って入り、田坂の肩に手をかけていた。
「お、おお!なんかお前、突然テンション高くね?どした。」
「いや、いつもこんなん!」
自分でもビックリするくらいの独占欲。
藍川は驚いたようにこっちを見ていたけど、俺は何も言えなかった。
自分の彼女でもないのに、触られたくないと思ったなんて…
絶対言えるはずもない。
どこまで重症だよ、俺は…
