藍川は、人付き合いが得意じゃない…というか、人見知りというか。
あまり友達が多い方じゃない。
「あ、あの、うん。…はじめまして。」
落ち着かない様子で、うつむきながらそう返す藍川。
完全に人見知りを発揮している。
「いやー、ずっと話したいなーって思ってたんだよね。ほら、三浦と仲良いじゃん?でも、他のヤツとは話してないから話しかけづらくてさー。」
一方的に話しかける田坂に、引き気味になっている藍川の顔は少し引きつっている。
ただでさえ慣れていないのに、男っていうのがきいてるんだと思う。
そう思いながら、二人の様子を眺めていると…
「あっ…。」
田坂がだんだんと藍川に近づいていて、いつの間にか肌と肌が触れ合う距離にまでなっている。
