◾︎三浦side
「わ…、やっべ……。」
「俺、だいぶドキドキしてる。」
隣に立つ田坂と遠野。
ボーッと目線を向ける先には、こちらに歩いてくるあいつらの姿がある。
西原、矢崎、そして二人に隠れて時折見える藍川…、三人とも水着だけになった瞬間、注目の的だった。
「なーに?ボーッとしちゃって。」
しばらく見入ってしまっていた俺らは、矢崎にそう指摘され、やっと我に返った。
「ああ、いや、なんでもないけど。」
そう言いながらも、目の前のピンク色の花柄ビキニに目がいってしまう。
隣にいる西原は、紺色のビキニ。
相変わらずスタイルのいいやつで、中学のプールの授業は男たちがみんな見入ってた。
俺は友達だし、どこがいいのかさっぱりだけど。
