「ハル、こうゆうの前までは絶対くるようなタイプじゃなかったのに。究極の選択にこっち選んだみたい。」
みんなの後ろを歩きながら、私と沙耶にこそっと耳打ちしてきた矢崎さん。
「究極の選択?」
「そう。今日、田舎からちょうどおじさんたちが遊びに来るみたいなんだけど、ハル昔っからその人たち苦手でさ。1日泊まってくらしくて、どうしても会いたくないみたいだったから、この話持ち出してみたってわけ。」
「なるほどー。」
それなら納得もいく。
海が好きだとは言っても、体育祭にも出たがらない人がこういう集まりにくるとも思えなかったし。
そういう理由があったのか。
「おい、藍川たち早くー!やるぞ!」
「はーーい。」
