「だって暇なんしょ?」
そう言う三浦は、私の心を見透かしているかのよう。
「そうだけど…、三浦部活中じゃんっ」
「いーの。休憩も大事なのー。」
ポンポンと手で床を叩いた。
横に座れと言うように。
こうゆう時、三浦はいつも優しい。
気が回るというか、女心がわかるというか。
だから、モテるんだろうな。
私はあぐらをかく三浦の横に、足を伸ばして座った。
「三浦、人気者じゃん。」
笑顔でそう言うと、少し照れたように笑った。
「そんなことねえよ。」
「またまた、謙遜をー」
そうからかって笑っていると、すごい視線を感じた。
それは見学にきていた女の子たち。
ヒソヒソと話すのが聞こえた。
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あの人、三浦先輩の彼女かな?
すごい仲良さそうだよねー
ショック…、彼女いたのー?
あの靴の色って先輩だよね…
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聞きとれたのはそんな言葉だった。
