約1ヶ月前に立花くんと会ってから、なかなか時間が合わず、電話ですませることが多くなっていた私たち。
それでも話をするのは楽しかったし、時々くる電話は嬉しくもあった。
だけど、それから電話の頻度は多くなっていって、会えていないからか、いろんなことを聞いてくるようになった。
今日は誰といたのか。何をしてたのか。
最初は特に何も思わず話していたけど、それが毎日の日課になった頃には、精神的にも辛くなっていた。
そして1週間前からは、毎朝私の駅で待ち、高校の前まで送ってくれるようになった。
「向こう、部活忙しいんだっけ?」
「うん…、そうみたい。」
「まあ、それで不安になるのもわからなくないけど…。ひなたちゃん、このままでいいの?」
私は、そんな矢崎さんの言葉に考えさせられていた。
