「本当三人仲良いよねー。」
三浦が友達と先に教室へ戻ると、近くに座っていた女の子たちが寄ってきた。
「三浦くんって話しやすそうだけど、やっぱり王子様的で緊張しちゃうんだよねー。」
「わかるわかる!二人とも普通に話せてうらやましいー。」
今まで話したこともなかった子たち。
近すぎて忘れていたけど、他の女の子たちからしたら、三浦は緊張するような相手だったと思い出した。
女の子二人が私たちの前に立ち、そう言っている中、沙耶は笑いながら会話に加わった。
「三浦が王子ー!?そんなん、ないない!」
初めて話す子たちと、そうして自然に話せている沙耶に驚いた。
私は人見知りが発揮して、なかなかそんなわけにもいかないから羨ましい。
