「ひなたー!こっち。」 「あ、うん!」 沢田くんから離れ、呼ばれた沙耶の方へ近づいていくと、近くには三浦が座っていた。 「おっす。」 いつも通りにそう声をかけてくれたけど、私はあの土曜日のことが思い出されて、微笑んで返すだけの素っ気ない対応になってしまった。 意識しすぎた… 後ろの席にいる三浦を背に座り、思わずため息をついた。 すると、開かれたノートをスッと押し出してきた沙耶。 私の異変には、いち早く気づく。 " 三浦となんかあった? " ノートの端に、小さくそう書いてあった。