「やっぱり…。」
そうして何かを察したように頷くと、申し訳なさそうに顔を歪めた。
「その日、朝から高熱だしててね。もうつらすぎたから、とりあえずハルに薬だけ頼んだんだけど…。その後看病してくれて、学校いけなくさせちゃったの…本当ごめん!」
あの日の事実を聞いて、私はなんて返したらいいのかわからなかった。
何かあったと思いこんでずっともやもやしてたのに、看病していたなんて…
そんな事情があったなら、なにも言えない。
「大丈夫!矢崎さんのせいじゃないよ。」
「うん。でも、午前授業の日なんて、いつもならだるいって行かなかったのに。制服着替えてたから、おかしいなーとは思ったんだよね…」
ぶつぶつと不思議そうにそう言うのを聞いて、少し自分が特別なように感じてしまった。
私と遊ぶために、土曜日の授業を受けようとしていた。
そう思うと、嬉しかった。
