「なあ、多分あいつこないよ。」
すると、ひじをつきながら、突然窓の外を見てそう言った。
「なんで…?」
しかし、三浦は言いずらそうに目線をそらしたまま。
「いや、なんでも。」
「なに?気になるよ、言って。」
すると、私の顔を見るなり、ため息をつきながら言った。
「さっき思い出したけど、矢崎も、今日いなかった。学校自体いないらしいから…。」
言いずらそうにしていた理由が、わかった気がした。
「そうなんだ…。」
滅多に休まない矢崎さんが、沢田くんが来ていない今日に限っていないなんて、不自然。
だから、来ないのは矢崎さんが関係してるんじゃないか。
そう言いたいんだと思う。
