私は教室で待つことに決めて、窓から校門の方を眺めていた。
沙耶は部活に行っちゃったし、暇だな…
そう思っていた時、ガラッと教室のドアが開いた音がした。
「よっ!」
振り向くと、そこには部活にでているはずの三浦が立っていた。
「何してんの?部活は?」
「んー、体育館から暇そうにしてるやつが見えたから寄ってみた。」
そう言いながら、ちゃっかり沢田くんの椅子に座る。
でも私は知っていた。
「体育館からここ見えないじゃんっ。」
笑いながらそう言うと、三浦はバレた?とふざけたように笑った。
「たまたまだよ、たまたま。」
「本当いつも適当だよねー。」
誤魔化す三浦を見て、思わず笑ってしまったけど、内心その優しさには気づいてた。
