見せられた携帯の画面には、矢崎さんの膝に座りながら満面の笑みを見せる小さな女の子がいた。
「かーわいいー…」
「でしょ?ハルの妹。」
思わず声に出てしまうほどの美少女だった。
沢田くんの妹…
やっぱり兄譲りの美形。
「ハルの親が都合つかなくて、ハルも予定ある時は、私が幼稚園まで迎えに行って面倒見てるんだよね。まあ、ハルの予定って言っても、どうせ女なんだろうけど。」
「ねえ、里沙子さ。ずっと気になってたんだけど、実際沢田とどうなの?」
突然の沙耶の質問に、私たちは驚きを隠せなかった。
「え、なんで今の流れで。」
「いや、そんな信頼関係確立してるなら、幼馴染み以上の関係もあるんじゃないかなーって?」
そうしてニヤッと笑う。
すると矢崎さんは戸惑いながらも、私たちの顔を伺うように一周見て、少し間を置く。
「知りたい?」
