「考えてもみてよ。信じてるとかいって喜ばせておきながら、でも里沙子を犯人に仕立て上げたのは友達だから、やめるように言っといてくれみたいな。そんな追い打ちかけるようなことして。」
呆れたようにそう言う西原。
言葉にして聞くと、思わず青ざめた。
「傷ついただろうねー。話の途中で何も言わずに帰るくらいだから。てか、気づいたならお前言えよって感じじゃない?実際。」
藍川への嫌がらせをやめさせようと思うばかり、なにも考えていなかった。
矢崎にくっついて離れないようなやつらだし、矢崎から言ってくれた方が効果的だと思った。
でも自分を犯人に仕立て上げたのが、いつも一緒にいる友達だと知ったら、傷つくのは当たり前。
それに、犯人に仕立て上げたやつらが、矢崎のことを友達として見ているのかも疑問だ。
なんでそんな簡単なこと気付かなかったんだ…
西原に思いっきり背中を叩かれて、反省した。
明日、謝ろう…
