「私、三浦くんと話すの初めてだよね。」
全て思っていたことを話すと、突然そう言って微笑んだ。
そして、
「すごい良いやつじゃん。」
そう満面の笑みで言ったんだ。
「なんだよ、それ。」
俺は強がってそう誤魔化したけど、内心照れてしょうがなかった。
「ありがと、信じてくれて。」
そう言って立ち上がると、カバンを肩にかけ帰ろうとする。
でも、俺の話はまだ終わっていなかった。
「あ、ちょい待って。」
「ん?」
むしろ、ここからが本題。
「矢崎から、嫌がらせやめるように言ってくれないかな。」
「……え?」
「お前が言えば止められると思う。多分、犯人…いっつも一緒にいるあの二人だから。」
