______ドキン・・・



______ドキン・・・



胸の音がすごく聞こえる。


さっきまで聞こえていた、ソフトボール部の声なんか聞こえなくて。



もう、自然に涙は止まっていてもう解放されてもいいところだ。



だが、私はまだ広瀬くんの上に覆い被さっていた。