嘘は愛

怒り

部活が終わって私は圭と優太と理沙と帰った
「ほんとびっくりしたわ!圭がいるなんて!」
理沙がびっくりしていた。
「だよね!しかもこんなかっこよくなって!」
「うんうん!でも優太のこと好きなんじゃないの?」
「あぁ!こんな奴もういいの!(笑)優太がいなくったって一人じゃないし!」
理沙と楽しく話しながら帰っていた。後ろには優太と圭が歩いてる。
でも優太はなんかムッとしていた。

「あ、じゃあ理沙ばいばいー!」
理沙とお別れして圭と優太と三人になった。
「ほんと圭かっこよくなったね!」
「いやぜんぜん(笑)」
「優太とは大違いだね!」
「ははっ」
「性格もいいし顔もいいし!」
でも不思議と付き合いたいとは思わなかった。優太がまだ忘れられないから?
「あ、俺ここだから」
「うん!ばいばいー!」
圭は自分の家に入っていった。
優太はずっとムッとしてる。
「優太?どうしたのー?なんか怒ってるけど?まさか圭がかっこよくなったから妬いてんだ?はははっ!」
優太はなにも答えない
「あれ?図星?図星なの〜?」
優太はそれでも答えない。
というか絶対私うざいよね(笑)
「俺、」
やっと優太がなんか喋った!
「ん??」
でも私はこの後の言葉で固まった。

「お前とはもう喋らない」

そう言って優太は帰っていった。
え……
なんで…?
そんなの、、
なんかしたなら謝るから…
さっきのがうざかったから?
何回でも謝るからそんなこと言わないでよ…
「優太ー!」
私は優太の家の前で叫んだ。
その瞬間雨が振り始めた。
その後私は家に帰った。