ただ、人の気配が3つある



その頃、雲に隠れていた満月は少しずつ姿を見せ始め、裏路地に月明かりが差し込んだ



そのにいたのは、シルバーの髪をなびかせて立っている男女と、倒れている男だった。



シルバーの髪の男と女はこちらとは反対の方向を向いており顔は確認できない。



それでも、俺たちはわかってしまった



そこにいるシルバーの髪の男は、1年前から見て随分と変わり果てた凖だと…