どうあがこうとも死ぬまで宮條に縛られる俺。



雨霧が解散に追い込まれ、誰かが手を差し伸べれば幸せになれる可能性があった愛佳。







俺は、迷わなかった。








俺は平凡で、自由な3年間を捨てて宮條の駒になることを選んだ。



愛佳を雨霧から匿うという条件を出して。



それはそれは俺の思惑通りになった。



愛佳は笑顔を取り戻し、少しずつではあるが社会復帰を果たした。



引き換えに俺は、宮條の駒として酷い扱いを受けた。



でも、後悔はしてない。



愛佳がいたから、俺に希望をくれたから俺はこれから何もないところでもやっていけるんだ。