「お邪魔するよ」
あの人の使いだ
「誰だお前は!ここは覇玖翔のたまり場だぞ?勝手に入ってくんな!!」
拓がまくし立てるが
「まぁまぁ。僕はジュンに用があるんだよね」
「ちっ、何しにきた」
覇玖翔のメンツは状況を把握出来ていなかった
愛佳でさえも何が起きているのかわかってない様子だ
「まぁ、ジュンくん、そんなに焦ることはないだろう?僕とジュンの仲じゃないか」
「いつからてめぇと仲良くなったんだよ楓」
「ジュンが勝手なことするから悪いんじゃないの?何勝手に覇玖翔なんかと仲良くやってんの?」
あぁやってしまった。
俺はまた関係ない奴らを巻き込んだのか
「覇玖翔は関係ない。今日初めて会ったんだ。お前やあの人が気に病むことじゃない」
なんとか逃げ道を見つけないと、覇玖翔が潰される
「ジュン、お前自分の立場わかってる?雨霧からその女かくまってやってんのもあの人だよ?お前飼い主に逆らえるの?痛い目見るのはお前だろジュン。」
「凖くんに何言ってんだよ!!早く出ていってよ!」
「悠麻、ごめん。もう俺お前らといれないんだ。今まで騙してて悪かった。覇玖翔の総長も悪かった。俺は宮條のモノなんだ」
みんなが驚いた顔をする
そりゃそうだな
宮條と言えばこの地域で知らないやつはいないってくらい大きな組だ。
日本全国に支部をもち逆らったら潰されると有名だから


