「わたしより凖の方が心配だよ。あの人は凖にひどいことしかしないから。」



あの人は…前からだし



「でも凖があの人に逆らえないの知ってるし。でも無理して欲しくなくて。今日のも誰かに揺さぶられたんでしょう?」



愛佳にはお見通しだな



「あの人の下のやつが屋上に来てな。少し話した。それであれ飲んだ」



「…そっか。無理しないで…」



「ありがとな、愛佳」



俺は大丈夫、大丈夫だから。