プルルルル…



「凖…どこ?」



「悪い愛佳。学校で色々あって今夜医者のところに泊まることになった」



きっと電話の向こうでは面白いくらい落胆してるんだろうな



「そんなぁ…」



今にも泣き出しそうな声



「大丈夫、愛佳。そいつにここに呼んでいいって許可もらったから。今から迎えに行く。準備して待っとけ」



そういうとものすごく明るい声でうんと返事して電話を切った



「そんな優しい話し方するんですね?」



ちっ



「愛佳迎えに行ってくる」



「あ、待ってください。車出しますから。」



こいつ車運転できるんだ