「2人は帰りましたよ?」



「あぁ。どーもな」



俺はこの部屋に運ばれてすぐ目を覚ました



「で?教えてくれるんですよね?」



あの2人には言うなと言ったら交換に俺のことを話せと言ってきた



「言えるとこまでな」



「あのドラックは?」



「精神安定剤」



「そうですか…でもあれ合法のじゃないですよね?」



そりゃそうだろ



「普通のが効かないから特別配合した」



「自分でバラしたんですか?」



まさか



「そんな面倒なことするわけないだろ?頼んで作ってもらってる」



まぁ違法に仕入れてるっていうのが真実だけど。



「それ以外のは…」



「あんた医者ならわかったろ?でもあれは他言無用で頼む」



「わかってます。今日は泊まっていってくださいね?」



そういうと思った



「ひとり呼んでもいいか?あいつ俺がいないとダメなんだ」



「かまいません。」