愛も哀も

ーーその時......。




月明かりに照らされ俺の前に一つの影が浮かび上がった。




影は次第にはっきりとしてくる....。




「はっ..........赤..」




俺は思わず息を飲んだ。




影の正体は....返り血によって全身が鮮烈の赤に染まった女だった。




その女の髪や瞳も鮮烈の赤に染まっていた....。