「いらっしゃいませ」





忍者一家の団子屋に来たのは淡い青色の袴を着ていて腰に刀をさしている黒髪の若い青年。




「お客さん一人?」




青年は小さく頷くと腰をおろした。




そして青年はお茶だけを飲んでいくと帰っていった。




これが二人の初めての出逢いだった。