「ば、バカって……!」 目のやり場に困る。服着てよ、水無瀬くん。 「こんな事、あるわけねぇから。」 「い、いいじゃん!夢くらいみさせてよ!たまには、ドキドキしたいんです!!」 何よ、水無瀬くんのバカ。お互いがドキドキして、羨ましいな、とか思ちゃうんだもん。 私は、怒って、冷蔵庫まで歩いて行き、ペットボトルに入った水を取りソファーに戻ろうとした時、 「ふーん。ドキドキしたい、ね」