すると、真琴くんはムスッと拗ねたように、 「……なんか、ムカつく」 と、言った後私を床に押し倒し覆い被さり指と指を絡めてくる。 「ま、真琴くん……!映画まだ終わってないよ」 「ふーん。まだ映画の事なんて考えられるんだ。……だったら今から俺でいっぱいにさせてやるよ」 「へ……真琴……っんふぅ……」 さっき見た映画のように、甘いキスを落としてくる。 角度を変えて何度も深いキスを。