溺愛オオカミくんと秘密の同居。



「ん。でーきた」



「あり、がとう」



その後、卵を卵焼きにしウィンナーも焼いた。



トマトは切って、レタスは千切ってお皿に盛り付けた。



昨日残った豚汁を温めて、炊きたてのご飯をお茶碗にいれ、ダイニングテーブルに運んだ。



「「いただきます」」



二人で手をあわし食べ始める。
水無瀬くんは、相変わらず残さず食べてくれる。だけど、1つ変わった事があって……



「うまい。」



「今日、寝坊しちゃって手抜きだよ?」