「ねぇ、百合?優斗くん良いの?」 「んー、よくないと思うけど……親友、ほっとけないしね」 本当に私は、百合に助けられてばかりだ。 * 「はい、目瞑って」 机の上にたくさんのメイク道具が散乱している。 「じゃあ、最後にグロスつけてっと… 完成~!」 玲奈ちゃんは、赤いグロスのキャプを閉めながらそう言った。 「赤リップよく似合ってるよ」 「あ、ありがとう」