「……そ、れは……」



「そう言えば、今日櫻井と一緒に帰ってたよな?櫻井につけられたのかよ?」



私は、下を向き何も言わなかった。
ズルい逃げ方だ……。



何も言わない私を肯定としてとらえたのか、急に腕を掴んで歩き出しソファーに押し倒された。



「水無瀬くん……!!」



「勝手に他の男に印なんて、つけられてんじゃねーよ。消毒してやる」



そう言って、数時間前新につけられた所と同じ所に唇をあてられ吸い付かれた。