新の部屋は、整理整頓がきちんとされていて、すっごく綺麗。



昔と全然変わってないや。綺麗好きなところ。



「まーだ、座ってなかったのかよ?」



後ろを振り返ると、カルピスが入ったコップを手に二つ持った新がいた。



私が小さいテーブルがあるところに座ると、私の前に新はコップを一つ置いてくれた。



新が、座った所で紙袋から新へのお土産を出した。



「うわっ、すげー量。こんなに貰って良いのか?」



「うん!おばさん達と一緒に食べて」