溺愛オオカミくんと秘密の同居。



「じゃあ、明日。8時に1階のエレベーターの前に集合で」



優斗くんは、それだけ言うと百合と一緒に、いつの間にボタンを押したのか開いたエレベーターに乗っていった。



残された私と超不機嫌な水無瀬くん。



……これは、気まずい。……優斗くん!!責任とってよ!!



「と、とりあえず部屋行かない?」



私は、そう言いながらエレベーターの上と表示されているボタンを押す。



エレベーターの扉が開くと二人で乗り込み4というボタンを押した。