溺愛オオカミくんと秘密の同居。



もう、こうなったら……泳いでやる!!



私は、パーカーを脱ぎ海に行こうとした瞬間、パシッと掴まれた腕。



「水無瀬くん……?」



「行くなよ……そんな格好で」



すっごく小さな声だったけど……、ちゃんと聞こえてしまった。



「それって、どうゆう意味ですか?」



水無瀬くんは、顔を逸らして



「似合って、ねーからだよ。他の人に迷惑。少しは、自分の容姿考えろよ」



「っ……!」