「いや、嬉しいんだけど……いつもいつも悪いし……」 「大丈夫だっーて!ってか、来てくれた方が有難いよ」 優斗くんが、そう言いながら自分の下駄箱をバタンと閉めた時、突然私と優斗くんの間にドンッという大きな音をたてて入ってきた足。 ……え!?なに、なに!?今、下駄箱蹴った? 足の持ち主を辿ってみると、そこに居たのはムスッ、と不機嫌な水無瀬くんの姿があった。 「ったく、真琴。相変わらずだな、お前。大丈夫だよ。俺、百合が好きだから」