そして
次の日



「瑠夏ー?
もう行くよー」


「はーい」


ついに
引っ越しの日


私は、長年住んだこの街から
離れることになる


廉斗に手紙を書いた

それは、私が朝早く起きて
ポストに入れといた



私は、車に乗り
この街を眺めてた


もしかしたら
最後になるかもしれないから……


さようなら