瑠夏


早いよ。



まだ逝っちゃダメだ!


間に合ってくれ!





はやく行きたいけど
雪のせいで走りにくい



やっと
瑠夏の病室の近くまで来た


医師や看護師が
慌ただしく動いてる




「瑠夏‼︎」


俺は病室の中に入った



中には涙ぐんでいる
瑠夏のお母さん達、祖父母、凛花
がいた