「瑠夏、大丈夫?」

と優心が優しく聞いてきた


「だいじょう、ぶ」

ほんとは
大丈夫ではない



私のせいで……



「瑠夏のせいでは
ないからね。」


と優心は言ってくれた

私の考えていること
分かっているみたいだね



「ねぇ、瑠夏。

お別れの時間いる?」


お別れの時間

私の時間は
もうそれだけなんだ


それなら
皆に……